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忘れられた日本人



一生涯の趣味

一生涯続けることができる趣味があるというのは素晴らしいことだと思う。
それが、パートナーと共通のものであればなおさらだ。

今でも忘れない。
小学校一年生の正月に、折りたたみ式の将棋盤と
プラスチックのケースに入った駒を父親に買ってもらった。
それ以来僕は、将棋に夢中になり、寝食を忘れて将棋を打ち、
今では、アマチュアで段位がとれるくらいの実力はある。

なーんてことはなかったけど、そこそこ将棋を打つようになった。
小学生のときのから相手はいつも同級生だった。当然へぼ将棋。
小学校から高校まで一貫教育だったので、対戦相手は高校生になってもほとんど同じ。
だから、棋力はほとんど伸びなかった。
「初心者よりは強い」と言う人よりは強く、
自分から将棋盤をもって勝負しにくる人よりは弱い。そんな感じ。

でも、生涯の趣味にするなら、勝負には勝ちたいし、
勝つためには強くならなきゃだめだ。
そして、強くなるにはライバルが必要である。
そこで僕は、彼女にライバルになってもらえばいいのではないかと考えた。
多くの時間を一緒にすごすし、一緒にいる間、何にもしていないときもある。
将棋がお金を使わずに一緒に興じることのできる趣味になれば
こんなに素晴らしいことはないと思ったのだ。

彼女に将棋を勧めたところ、強い興味を示し何度も対戦した。
しかし、力の差があまりにもあり、ハンデのつけようがなくなってしまった結果
彼女は将棋が嫌になってしまったようだった。

その教訓をいかし、今は囲碁でチャレンジしている。
囲碁は、僕自身ほとんど知らないし、
パズルゲームのそこそこ得意な彼女がその気になれば、
僕より強くなる可能性もある。
また、彼女は『デスノート』を興奮しながら読むのだから、
『ヒカルの碁』を読まないはずが無い。
『ヒカルの碁』を読めば、
ますます囲碁に興味を持ち好きになってくれるだろう。
(だいたいそのために『デスノート』を大人買いしたのだから。。。)

そんなわけで、僕は二人の共通の趣味になるようにと
彼女に囲碁を勧めている。
彼女には囲碁の白と黒のシンプルなデザインが
将棋よりもオシャレに見えるようで、かなり気に入っているそうだ。

おそらく、次に僕の家に来たときも碁石と盤を準備して言うだろう。
「五目並べしようよ!」と
by hikoiti050125 | 2006-08-25 01:01 | 日記
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-自己生産性分析編-

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